データ分析の活かし方

データ分析や、データを使った新規事業のご相談等々をよく受けるのですが、
データを使ってマーケティングに繋げたり、売り上げを上げるところまでをうまく
やっていたりする企業様はなかなか少ないように思われます。
これ、理由はとてもシンプルで、
顧客データが何ギガあっても、POSデータが何テラあっても、行動ログデータが死ぬほどあっても、統計学ベースで分析していたら、解析結果を見て、「で、結局なにするの?」というMTGでのアルアルパターンしか起こりません。
データ分析をマーケティングに繋げるには、下記3点がとても重要になってきます。
① データを分析する。
② その分析指標がユーザのどんな行動と結びついているのか?
どんな行動を測る指標なのか? を定義する。
③ その行動がどんなインサイト(目的、意図、思い)が起因して
起こっているのか? を定義する。(ユーザにヒアリングをする)
少なくともこの3つのレイヤー構造を作らないと、マーケティングにおいては
1mmもデータやデータ分析は役に立ちません!
(上記は本来的には、③→②→①の順番ですw)
逆に言うと、
これをきちんと定義すると、データやデータ分析が、マーケティングシナリオ設計や、施策設計に
ダイレクトにつながり始めるので、効果は言わずもがなです。